MVNOの選定ですが、現状として外出先で通信を行う必要性がかなり低い状態だったので、通信速度よりも価格を重視して選びました。
月額費用が安い業者をいくつかピックアップして、サービスを比較しました。
選定当時(2013年3月)頃の状況です。
月額千円程度のサービスが、複数の業者で提供されていました。
b-mobileやIIJ、DTIなどで月額千円程度のプランがありました。
どのプランも通常は100kbps程度の低速通信なのですが、追加料金で高速通信が可能になるオプションがありました。
その中でもDTIは月額490円と言う、最も安い価格でした。
ただし、当時他社はXi対応SIMを提供していたのに対し、DTIのこのサービスはFOMA専用SIMでした。
(その後、無償でXi対応SIMに差し替えられました。現在は同価格のままXi対応となっています)
そもそも、速度に重点を置いていなかったので、この点は気になりませんでした。
DTIの「ServersMan 3G SIM 100」についてちょっと説明しておきます。
(現在は、Xiに対応して、「ServersMan SIM LTE」と言う名称になっています。
まず、月額料金は490円。
とにかく安いです。
基本の通信速度は100kbpsで、かなり低速です。
追加料金で速度制限を解除することができます。
263円で通信量100MBです。
SMSもオプションで利用できます。月額150円。
未確認情報ですが、ネットの噂で、通信専用SIMをスマートフォンで利用する場合、通話が利用できないため圏外として認識され、その為常に電波を探すため、電池消耗が激しくなる、と言うのを見かけました。
SMSが利用可能な場合、圏外とならず、電池を消耗しなくなる、との情報もあったので、念のため私もSMSオプションを付けることにしました。
ただ、この情報、どのスマートフォンにも当てはまるわけではないようです。
同じようなことをやっている知り合いに聞いてみたら、電池消耗は普通だそうです。
ちょっと古い情報なのかもしれません。
また、通信専用SIMの場合、アンテナのアイコンが正しく表示されない事もあるそうです。
MVNOのSIMの利用方法は、たぶん以下の2通り。
スマートフォンに直接挿入して使う。
モバイルルーターに挿入して使う。
モバイルルーターで利用する場合、モバイルルーターを常に持って歩かなければならないし、充電も気にしなければならないので、ちょっと面倒です。
スマートフォンに直接挿入して使う場合は、その手間が無くなりますが、通信専用SIMの場合、普通の通話ができませんので、何か別に通話のできる物が必要です。
利用形態の例として、MVNOのSIMを挿したスマートフォン+通常の携帯電話。
MVNOのSIMを挿したモバイルルーターとスマートフォン(通常のキャリア契約)
私の場合、最終的には前者(スマートフォン+携帯電話)にしたいと思っていますが、MNPでdocomoのスマートフォンを入手したので、即解約はちょっとあれなので、しばらくは後者のモバイルルーターで利用することにしました。
モバイルルーターですが、普通に購入すると2万円くらいします。
中古なら1万円以下の物もたくさんあるようです。
私の場合は、以前b-mobileのIDEOSという、小さいスマートフォンを利用していたことがあり、当面はこれをルーター代わりに使うことにしました。
2013/09/23