私の場合、機種に特別こだわりがなかったので、単純に機械の価格で選びました。
ほとんどの機種は、「月々サポート」と言う割引が利用できる形で販売されています。
月々サポートを利用しないと、6万円から8万円くらいの高額な機械代金をそのまま負担することになります。
しかし、月々サポートを利用するには、パケット定額サービスの契約が必要になります。
料金を安く抑える方法として、MVNOの利用を考えていました。
パケット定額サービスを利用せずに、スマホでのパケット通信はMVNOを利用するので、パケット定額サービスを外せないと困ります。
また、機械を購入後にまたMNPすることも考えていたので、月々サポートは割引が2年間で行われるので、すぐに解約するとかなり損をしてしまいます。
スマートフォンの価格は、だいたい6万円から8万円程度です。
この金額ができるだけ購入者の負担にならないよう、分割払いの仕組みや、機械代とほぼ同額の割引が受けられる仕組みが用意されています。
docomoの場合は、「月々サポート」という割引があります。
この割引が適用されると、24ヶ月の間、利用料金から一定額の割引を受けることができます。
割引をすべて受けた場合、ほぼ機械代と同額となり、実質負担額が安く抑えられます。
しかし、「月々サポート」を受けるための条件があります。
Xi契約の場合は、パケット定額サービス、「Xiパケ・ホーダイ ライト」「Xiパケ・ホーダイ フラット」「Xiパケ・ホーダイ ダブル」のいずれかを契約しなければなりません。
・Xiパケ・ホーダイ ライト … 4,935円
・Xiパケ・ホーダイ フラット … 5,985円
・Xiパケ・ホーダイ ダブル … 最低2,100円から
月々サポートの1ヶ月当たりの割引額は、多くても3,000円くらいなので、ライトやフラットの場合、差額が残りその分料金が増えます。
ダブルであれば最低額ならば割引額と料金を同じぐらいの金額にすることができそうです。
しかし、ダブルで最低額にするには、1ヶ月の通信量を5MBに抑える必要があります。
この通信量だと、スマホの場合は実質的には通信ができないに等しいと思います。
そう言うのをわざわざ契約するのもどうかなと思ってしまいます。
月々サポートと比べると対象機種は少なくなるのですが、その他の機械代割引もあります。
手軽に確認できるものとしては、docomoのオンラインショップで実施されている「ドコモオンラインショップ割」や、「デビュー割」です。
「ドコモオンラインショップ割」は、ドコモオンラインショップで、主にFOMAの旧機種に対して適応される割引です。
割引後の機械代金が1万円から2万円程度になります。
適用条件としては、「ひとりでも割」などの2年契約の割引サービスへの加入が必要です。
「デビュー割」は、対象機種で新規契約を行う場合に適応される割引です。
割引後の機械代金が1万円から2万円程度になります。
こちらも最新モデルではなく、1シーズン前の機種が対象になることが多いです。
適用条件としては、「ひとりでも割」「タイプXiにねん」などの2年契約の割引サービスへの加入が必要です。
これらの割引サービスで機械を購入した場合、月々サポートのようにパケット定額サービスに加入する必要がありません。
また、機械の割引は購入時に全額受けられるので、月々サポートのように24ヶ月利用しなければ全額割引が受けられないという事もありません。
ただ、どの機種がいつ対象になるのかまったく分からないので、こまめなチェックが必要です。
その他、店頭ではそのお店独自の割引で、特定機種が安く販売されていることがあるので、マメにチェックしていると良いことがあるかも知れません。
何となくですが、春休み・連休・お盆などのかき入れ時にやっていることが多いように思います。
独自の販売条件が設定されている場合もありますので、よく確認しましょう。
2013年3月、この時期シャープのSH-10Dと言う機種がデビュー割の対象になっていました。
デビュー割の場合、機械代金が1万円から2万円程度かかりますが、
機能的に特筆すべき所は無いのですが、ワンセグ・おサイフ・防水など、日本製スマホの特徴はほぼ持っている、無難な機種かなと思いました。
裏側に取り付けられたカメラの所が、ちょっと出っ張っているのが気になったくらいです。
大手家電量販店での価格は、1万5千円くらいでした。
この時、知人からdocomoの新規契約時に使える割引券1万円分を譲り受けていて、実質5千円くらいで機械を購入する事ができました。
また、この家電量販店のMNPの特典として、家電量販店のポイントが4万ポイントもらえました。
デビュー割の機種へMNPして、機械を安く購入し、特典を得る。
特にひねりのないベタな作戦です。
MNPの特典に関しては、もっと良い場合もあると思います。
当初、スマホを購入したらまたMNPして、普通の携帯電話を購入し、スマホと携帯の2台持ちを考えていたので、とにかく月々サポートではなく安く購入できるように考えていました。(解約手数料は、MNP特典で補填)
MVNOを利用する場合、携帯会社のパケット定額は不要なので、強制加入に陥らないようにしなければなりません。
この点に注意して機械を準備する必要があります。
現在はスマホとMVNOのSIMを入れたルータの2台持ちですが、さほど面倒ではなかったので、この形で落ち着いています。
2013/09/12